8月20日読了時間: 2分あの雲、何に見える?③前回と前々回で、「雲が何かに見える」ことについて、つらつらと考えてきました。空に浮かぶ雲を眺めていると、何かに見えてくる、、、ということは、よくあることです。その方特有の個性や認知の傾向によっても、「どういうものに見えやすいか」が決まってくるのでしょうし、また、その場の状況...
8月13日読了時間: 2分行動的な自分探し(3)前回の最後では、行動することによって他者との出会いがあるかもしれないことに触れました。ギターを習う例で今風に言えば、「SNSでギター好きとつながる」とか、そんな感じです。ギターという趣味を通して人間関係が広がっていく可能性があるというわけです。もっとも、人とつながるためには...
8月9日読了時間: 2分あの雲、何に見える?② 少し前に『不適切にもほどがある』というドラマがあって、昭和の時代に当然とされていた言動が令和の時代のコンプライアンスに合わない(または、令和の時代では当然とされている事柄を昭和に持って行っても、何かズレている)ことがコメディー・タッチで描かれていました。確かに、私たちは「そ...
8月5日読了時間: 2分あの雲、何に見える? ①心理検査を説明する文章の中に、「・・・子どもの頃に、空に浮かぶ雲を見て何に見えるかという遊びをしたことでしょう。たとえ同じ雲を見てもソフトクリームに見えたり、乗り物に見えたり、、、さまざまな十人十色のお答えが見つかるものです。その方らしいお答えの中に、その方の個性が隠れてい...
7月22日読了時間: 2分行動的な自分探し 自己理解を深めたり、人生の方向性を見出したりすることは、「自分探し」などと呼ばれることがあります。若い世代の人たちはさまざまな体験をして、この自分探しの実験をしていると考えることもできます。また、生活や仕事で何らかの壁に当たったとき、事態を好転させるために自分自身を振り返る...
7月9日読了時間: 2分復職を目指す方のためのカウンセリング働く人がかかりやすい心の病気:適応障害とうつ病 今、日本では少子化に伴って労働人口が減少したことによる長時間労働が問題になっています。また職種によっては締切りに追われる働き方を求められ、適応障害やうつ病のリスクを抱えながら仕事をしている方は少なくないと危惧しています。...
6月20日読了時間: 3分顔認証(2)相談するときに語られる、その人自身の考え方や感じ方、趣味嗜好、人生の物語は、顔・指紋・虹彩のようにどれ一つとして他の人とまったく同じということはありえません。前回は、カウンセリングではクライアントに関する固有の情報を扱うことをお話ししました。そこで扱われる内容はまさに個人情...
6月18日読了時間: 2分顔認証スマートフォンのロックを解除するときに、数字などの入力の代わりに、顔認証を利用している人も多いでしょう。あらかじめ所有者の顔を登録しておけば、あっという間に認識してくれて、たいへん便利です。最近の機種では、マスクをしていても正確に識別してくれます。...
5月6日読了時間: 2分目標の具体性について(2)前回に引き続き、カウンセリングの目標について、思いつくままに考えてみようと思います。 ずいぶん昔の話になりますが、私は学生時代、目標設定の仕方が上手ではないところがあったと思います。たとえば受験勉強で、1ヵ月でこの参考書を1周するという目標を立てても、実際は思うように進んで...
4月27日読了時間: 2分強迫性障害に苦しんでいる方へ最近、俳優の佐藤二朗さんが強迫性障害に苦しんでいることを公にし、話題になりました。昨年12月にはモーニング娘。元メンバーの道重さゆみさんも強迫性障害のために活動の休止を発表しました。強迫性障害は100人に1~4人が発症するそうで(資料1)、めずらしい病気とはいえないのですが...
4月26日読了時間: 1分セルフケアいろいろその2新年度が始まってまもなく1か月が過ぎようとしています。 疲れも溜まる頃合いです。 わたしも疲れていたのか、先日スマホを忘れて外出してしまうことがありました。 気づいた時には取りに戻れない距離にいたので、久しぶりのデジタルデトックスだと考えてそのまま出かけました。...