長かった夏休みもあと1週間あまりで終わり、2学期が始まりますね。子どもがスムーズに学校生活に戻れるよう、親はどのように子どもをサポートできるでしょうか。
睡眠リズムの整えましょう
夏休み中に子どもの睡眠リズムが乱れることがあります。学校が始まる前に子どもの睡眠時間を徐々に調整し、規則正しいリズムを取り戻しましょう。十分な睡眠は疲労を回復させ、気持ちの安定に繋がります。
リラックスして2学期を迎えましょう
子どもたちも2学期を前にして不安や緊張を感じているでしょう。親は子どもがリラックスして2学期を迎えられるようサポートしましょう。夏休みの宿題を終えらないことが2学期の登校しぶりに繋がるケースをよく見かけます。宿題を終えられなかった場合には学校に相談し、子どもにとって過度な負担にならない対応を考えましょう。
子どもの気持ちをサポートしましょう
多くの思春期の子どもが夏休みに心身の大きな成長を経験します。このことが友人との人間関係や、自身の捉え方に変化をもたらすこともあるでしょう。
統計(*)によると、小学生から高校生までの子どもの自殺は平成28年から増加傾向にあり、年間では8月が最も多く、次いで9月となっています。8月から9月は子どもたちの感情が非常に揺らぎやすい時期といえるでしょう。
保護者は子どもの変化を“成長”ととらえ、子どもの話をよく聴き、気持ちのサポートに努めましょう。
*「厚生労働省 令和4年版自殺対策白書」p.81
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