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カウンセリングでご相談になれること

「こんなことを相談したいと思っているのですが、カウンセリングの対象でしょうか」というお尋ねをよくいただきます。


日本では学校にスクールカウンセラーが配置されるようになってから、カウンセラーやカウンセリングがずいぶん身近な存在になったと思います。それでもカウンセリングを利用した人が身近にいらっしゃるという方はまだ少ないでしょう。ほとんどの方はカウンセリングに対して、まだまだ非日常的なものという印象を持っていらっしゃると思います。カウンセリングではどんなことが相談できるのかと疑問に思うのも当然でしょう。


カウンセリングにはお薬のような即効性はなく、じんわりと効くのがカウンセリングの良いところだと思います。その方が本来持っていらっしゃる力を引き出せるような最善・最良の関わりとタイミングを考えながらお話をうかがっています。アドバイスはできるだけしないのが私の方針です。


ありがたいことにこれまでお会いした方からは、次のようなお声をよくいただきます。

「こういう相談を友達にするとアドバイスされてしまう。今日はじっくり話を聴いてもらえてよかった」

「悩みという形にはならない話を誰かに聞いてもらいたかった」


必ずしも解決が必要なご相談ばかりではないと思います。カウンセリングの時間をどのようにお使いになるかは、ご相談者に決めていただいています。ご自身で決めることが難しければこちらからご提案もさせていただきます。近所のおばさんに話を聞いてもらうくらいの気楽なお気持ちでご利用ください。



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