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ミルトン・エリクソンお蔵入り翻訳

去年の11/27-29に開催された日本催眠医学心理学会66回大会では、

エリクソンの翻訳を数多く手掛ける横井先生の教育講演を聞く機会に恵まれた。

それで私もミルトン・エリクソンの翻訳原稿があったことを思い出した。

確かエリクソン全集か何かの本の2つか3つの章の翻訳だった。

監訳の宮田敬一先生が何人かに割り振られたものの一端だが、

宮田先生がお亡くなりになられてついぞ行き方知れずになっている。

私の担当部分で印象深いのは脳の器質的障害の患者に対し、

逆説などを用いながら治していく事例であった。

エリクソンはこんな患者さんにも対応するのかと驚かされる。

いつの日か、その技の記録も目を見るといいのだが...




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